"インビジはDota2にて最強"といった言葉が作られるほど多くの者を悩まし、虜にしている状態異常。透明になり、相手の画面やMinimapに映らなくなる。True Sightによって看破されるものの、やっかいな事にかわりはない。SkillでInvisibilityになるHeroはその分Statusが貧弱だったりするが、慣れないうちはどうしようもない物の内の一つであろう。その対策を紹介する。

 といっても対策はTrue Sightでするしかないので、True Sightの紹介である。True SightはItemによるものとSkillによるものとTower、Ancientが持つTrue Sightの3つしかない。まずはSkillからみていこう。SlardarのUltimateSkillやBounty HunterのUltimateSkill、Zeusの2nd Skill等にはTrue Sightがあり、そういったSkillを使用する事で看破できる。とは言ってもInvisibilityの対策にHeroを取っててはらちが明かないので、アイテムの説明に移ろう。

 一つ目は、Dust of Appearanceを用いる事である。単純であり、かつ一番強力な方法ではないだろうか。ActiveItemであり、使用した場合一定の範囲内にいる敵に透明看破とslowのdebuffを付与する。Invisibility HeroはStatusが貧弱なので、Slowがかかっていれば簡単に殺せるだろう。消耗品なので買い渋るかもしれないが、これがあれば敵を殺せ、なければ殺せないアイテムだと思えば聡明な君なら買わない手はないはずである。

 二つ目はSentry Wardを使用する方法である。定点観測ができ、相手が飛び込んでくるのを待ち構える(ex.Towerを攻撃している間後ろに置いておくと敵のInvisibility Heroが寄ってきたのがわかる)のには高い効果を発揮する一方で、定点観測な為逃げるInvisibility Heroを追うのには適していない。始めの内はInvisibilityになって逃げるHeroを追うケースが多いので、Dust of Appearanceの方が効果的に働く場面が多いと思う。ゲームに慣れてきたら使い始めてみよう。

 三つ目はGem of True Sightを所持する事である。所持しているだけで自身の周囲のInvisibilityを看破する能力を得る。とても強力なアイテムだが、死んでしまうとその場に落としてしまう上に、一度購入するとその後十分間購入できなくなってしまう。使いどころが難しいアイテムである。

 Invisibilityに対抗する手段は上記しかない。逆に言えば、上記だけで対策ができるようなゲームシステムとなっている。Invisibilityに関して一番重要なのは、序盤の対策を怠らない事である。序盤の180Goldは確かに大金だが、相手が自分達よりも強くなってしまってから急いでDust of Appearanceを買い始めたところで遅いのである。逆に、最初の状態ならInvisibility HeroはInvisibility対策をされると生きていけないゲームバランスになっている。相手にInvisibility Heroがいる時は、開幕からDust of Appearanceを持つくらいの意気込みでいけば、Invisibilityに悩まされることはそうないはずである。幸運を祈る。

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