そもそもこのゲームは一体何をするゲームなんだ?というのが君の一番大きな疑問ではないだろうか。お答えしよう。Dota2のDotaとは何の略だったかな?そう、Defense of the Ancientの略である。日本語で言えば"Ancientを守れ"つまり、これはAncientを守るゲームなのである。じゃあAncientは一体なんなのか?

 赤丸で囲ったものがAncientである。自軍のAncientを守り、敵軍のAncientを壊す。それがこのゲームの目的である。10人のPlayerが5対5に分かれ、相手の陣営のAncientを破壊する為に四苦八苦するゲームである。そのシステムを見ていこう。

 このゲームはMultiplayer Online Battle Arenaと呼ばれる通り、闘技場の様な範囲の決まっている世界で戦いを繰り広げる。上図はミニマップを切り取ったものだが、これがこの世界の全てである。左上から右下へ流れている川(紫のライン)を中心に線対称な形をしており、左下がRadiant(レイディアント)、右上がDire(ダイアー)と呼ばれる。緑色と赤色は味方と敵を表し、今回は自身がRadiantサイドの陣営として戦いに参加しているのでRadiantが緑色に、Direが赤色になっている。なお、今後もRadiantやDire等の固有名詞が度々出てくるが、これは元となったゲームの名残なのであまり気にしなくていい。現在はRadiantとDireに大した差異はない。で、肝心のAncientの壊し方なのだが、Ancientは初め不思議な力で守られているため、敵の建造物を順々に壊していって最終的にAncientを壊す、という流れにある。Minimap上に正方形のアイコンで表されているのがTowerであり、君がTutorialで壊す目的だったものである。川に近い順に1st tower, 2nd tower, 3rd tower, 4th towerと名前が付いており、順に壊す必要がある。

 この順で壊していく必要があるが、Towerは固く、攻撃力も強いので一人で壊すのは難しい。その為にクリープを利用する。

 この子達はクリープ(Creep)と呼ばれ、30秒に1回自動で生成される、歩兵の様な物である。いくらでも沸いてくるこの子達を盾にしてTowerの攻撃を交わしながら、このCreep達と共に戦線を押し上げていってTowerを壊していく。1回に生成されるCreep群の事をWave又はCreepWaveと呼ぶ。一度のWaveでTowerを破壊するのは困難な為、いくつかのWaveを利用しながら時間をかけて攻略していく事になる。実際にどのくらいの困難と時間がかかるのかを練習場の様な場所で体感してほしい。Dotaをプレイのボタンを押すとでてくるメニューの中にロビーを作成という項目があるだろう、それを選択して、右下の方にある編集ボタンから設定を開いてサーバーの位置をローカルホストに、ロビー公開度をUNLISTEDにし、ボットで空のスロットを埋めるというチェックを外した上でゲームを開始すると、一人用のロビーが作成されるはずなので、好きなHeroを選択して実際にAncientを壊してみてほしい。それがこのゲームのルールである。

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